この記事の監修者
仲間 幸所有資格外壁アドバイザー
外壁塗装会社で営業を15年経験。その後、独立して外壁塗装専門の 一括見積りサイトを立ち上げる。
外壁塗装の色選びポイント
外壁塗装をするときにまず迷うのが色選びです。
洋服の色を選ぶこととは異なり、建物全体の色を選ぶためにそのイメージをつかむこともなかなか大変なことです。
色選びのポイントとしては、真っ白、真っ黒といった汚れの目立つ色は避けて、真っ赤や真っ青といった原色も避けることが無難なほか、近隣の住宅のカラーを参考にしつつ景観を損ねないような色を選ぶようにすることです。
そうなると大体の感じで見えてくるのは中間色で、ベージュやクリーム系、また黒や青系のカラーでも濃すぎないまろやかなカラーが候補に挙がります。
周辺の住宅にクリーム系やブラウン系の組み合わせが多いなら、その系統で選ぶというのも1つの方法で、反対にブラン系でも濃いめでシックな印象ならそれに近いものを選ぶことも良いでしょう。
ピンクやオレンジなどのカラーを使いたいときは、全体に使うのではなくワンポイントに使うか、遠目に見てピンクやオレンジだとわかる程度の薄いものがおすすめです。
建物全体に塗った状態でみると、意外に日の当たり具合で濃く見えることが多いことから、外壁として珍しいカラーは薄めの選択がベターだといえます。
建物の付帯部の色はどうしたらいいのか?
建物の付帯部というのは、雨どいやベランダ、ヒサシや軒天などのことをいいます。
これらの部分はいわば外壁塗装の観点から見れば、差し色のようなもので、建物の配色を引き締めたり、まとまった印象にするような、重要な役割を担っています。
付帯部のカラーは、建物本体のカラーよりも暗いカラーを選択すると、引き締まった印象になり、赤っぽいカラーを使用すると目立つ、その他カラーの選び方次第ではモダンや近代的とさまざまな印象になるといえます。
同じ系統のカラーでも濃いめの色を使うと無難な印象になり、ベージュやホワイトと、明るめのブラウンを組み合わせると洋風なイメージにもなります。
近隣の住宅を観察することもおすすめです。